気づけば新卒看護師として働き始めてから三ヶ月が経過しました。
三ヶ月ですよ。三ヶ月。ほんとにあっという間です。
最近は、少しずつ業務にも慣れ、一日の流れをつかめるようになってきました。
しかしその反面、多忙なスケジュールと患者の命を守ると言う、非常にストレスのかかる現場で疲労困憊しています。
さて、今回は新卒看護師のひとりごとということで、学生の時に実習でやってきたことと、実際に働いてみて、病院の看護師とは求められるスキルが全然違うなと思うことが多くあります。
今日はそんな一年目ナースの等身大のひとりごとに、少しだけお付き合いいただけるとうれしいです。
学生時代の実習と、プロとして現場に立つ今との違い
何が一番違うかと言われれば、求められる業務の内容とスピード感が全く違います。
実習では一人の患者さまとじっくり向き合い、看護展開やケアを考えるのが中心でした。
しかし現場では、責任を持って点滴をつなぐ、更新する作業や、膨大な薬の知識、点滴の更新時間に合わせた一日の緻密なスケジューリング、そして常に追われ続けるカルテ業務が待っています。
これらを、安全かつ正確に、時間通りに回すスキルが猛烈に求められます。
特に点滴を合わせる作業なんて、学生の時に一回もやったことがありませんでした。
いきなり現場でやれと言われても、できるわけないよねというのが、働き始めた当初の正直な本音でした。
一番の悩み:点滴が落ちない
そんな中で、私が今でもリアルに直面している壁があります。
それは、なぜか点滴がうまく落ちないときです。
焦って、習った通りに生食フラッシュをしてみてもダメ。
自分でサッとルートをキープし直せればいいけれど、まだ自分にはその技術もない。
忙しそうに走り回っている先輩の姿を見ながら、
すみません、点滴が落ちなくて、
と声をかける瞬間は、本当に冷や汗が出ます。
先輩の貴重な時間を奪って、面倒を増やしてしまった、使えない奴って思われているんじゃないか、そんな申し訳なさと焦りで、心が折れそうになる瞬間が何度もありました。
上手くいかない時どうする?
そんな風に上手くいかない時、今の私はいつも、頭の中でひとつの天秤にかけるようにしています。
先輩に申し訳ない、報告するのが気まずいという自分の感情と、今、異常を報告しなければ、後々患者さんに大きな問題が起きるかもしれないというリスク。
この二つを天秤にかけたとき、選ぶべきは絶対に後者です。
自分のプライドや気まずさよりも、患者さんの安全を守るために、しっかりと報告する。
これこそが、学生の時には求められなかった、プロの看護師としての本当のスキルであり、強さなのだと気づきました。
終わりに
新卒三ヶ月目。毎日が緊張の連続で、疲労困憊して、自分の無力さに泣きたくなる日もたくさんあります。
でも、できないなりに患者さんのために何が最善かを考えて、勇気を出して報告できているなら、私たちは一歩ずつ、確実にプロへの階段を上れているはずです。
全国の同期の皆さん、毎日本当にお疲れ様です。できない自分を責めすぎず、お互い一歩ずつ、目の前の命と向き合っていきましょう。

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