新人看護師として働き始めて、日々の業務や勉強に追われる毎日。「とにかく仕事を覚えるだけで手一杯……」と感じる一方で、僕自身、そろそろ将来やお金のこと(資産形成)も真真剣に考えたいと思い始めていました。
「何から手をつければいいのだろう」と模索する中で出会ったのが、お金の名著『バビロン大富豪の教え』です。
この記事では、新卒看護師の僕が『バビロン大富豪の教え』から学んだ資産形成の本質と、日頃から意識している「特定の意見やジャンルに偏らない選書術」について紹介します。
「忙しい中でどう本を選べばいいかわからない」「お金の勉強を始めたいけれど、偏った情報に惑わされたくない」という方のヒントになれば嬉しいです。
なぜ本を読むのか?僕の「偏らない」選書ルール
新人看護師として働き始めると、覚えるべき医療知識や日々の業務だけで頭がいっぱいになりがちです。そんな中で僕があえて本を読むのは、「仕事以外の世界に触れて視野を広げ、自分の力で考える軸を持ちたいから」です。
しかし、ただ闇雲に本を読めばいいわけではありません。僕が選書をする上で特に大切にしているルールを3つ紹介します。それは、、、
- 名著・基本から入ること
- 政治・経済は一人の意見に偏らないこと
- ジャンルを固定せず横断して読むこと
この3つです。それぞれ解説していきます。
名著・基本から入ること
1つ目は、名著・基本から入ることです。お金や資産形成に関する情報は世の中に溢れていますが、まずは時代を超えて読み継がれている名著から開拓するようにしています。流行りのノウハウ本よりも普遍的なお金の本質を学ぶ方が、結果的にブレない軸ができると感じているからです。
政治・経済は一人の意見に偏らないこと
2つ目は、政治・経済は1人の意見に偏らないことです。投資や資産形成を考える上で、特定のインフルエンサーや1人の著者の意見だけを信じ込むのはリスクが高いと考えています。そのため、あえて対立する立場(右・左、賛成・反対など)の本や解説も並行して読み、「何が正しいのか」を自分自身で整理するプロセスを重視しています。
ジャンルを固定せず横断して読むこと
3つ目は、ジャンルを固定せず、横断して読むことです。実用書やお金の本だけでなく、歴史、科学、小説など、意識して異なるジャンルの本も手に取るようにしています。まったく違う分野の知識が思わぬ形で繋がり、物事を多角的に捉えるしなやかさを養うことができるからです。
「知識のポートフォリオ(分散投資)」を作る試み
また、資産形成においてリスクを抑えるために「資産を分散(ポートフォリオを組む)」するのと同じように、僕はいま「読む本のポートフォリオ(知識の分散)」を意識しています。
お金の基本、政治や経済などの社会の動き、歴史や教養といった異ジャンルの本を意識的に散らして自分の本棚に組み込むことで、知識や思考が特定のジャンル・特定の意見に偏ってしまうのを防ぐ仕組みです。
『バビロン大富豪の教え』を読んで学んだ資産形成の本質
そして、僕の「知識ポートフォリオ」の中で、お金の基礎・土台として真っ先に組み込んだのが『バビロン大富豪の教え』です。
本書では大富豪たちが実践してきた「黄金の知恵」がいくつも語られますが、どれも本質的で一歩目として絶対に外せないものばかりでした。
その中で、新卒1年目の僕に最も深く刺さったのが、黄金の第一法則である「収入の10分の1を自分のために取っておく(蓄金する)」という教えです。
社会人になり、初めて自分の給料を手にするようになると、どうしても「余ったら貯金しよう」と考えがちです。しかし、それではいつまで経ってもお金は残りません。
最初に10分の1をなかったものとして先に確保し、残りの9/10で生活する。言葉にすれば当たり前のようですが、この先取りの仕組みこそが資産形成のすべてのスタートラインなのだと気づかされました。
手取りが20万円なら毎月2万円を自分の未来のために残す。カゴの中に少しずつ卵を入れていけば、いずれ溢れる。この小さな継続の積み重ねが、将来大きな資産に育っていくという実感が湧きました。
ちなみに、本書は文章表現がやや古典的な部分もありますが、僕が読んだ『漫画 バビロン大富豪の教え』はストーリー形式でスラスラ読めるため、日々の業務で疲れている新卒看護師にもぴったりだと感じました。「資産形成を始めたいけれど、難しそうな投資本はちょっと……」という方の最初の1冊として、心からおすすめできます。
多角的な視野を養うための最近の選書
『バビロン大富豪の教え』でお金の基礎を学びつつ、僕が特定の意見やジャンルに偏らないために最近読んだおすすめの2冊も紹介します。
『エブリシングヒストリーと地政学』著:エミン・ユルマズ
1冊目は、エミン・ユルマズ著の『エブリシング・ヒストリーと地政学』です。エコノミストのエミン氏が紀元前から現代の半導体覇権争いに至るまで、「マネー」と「地政学」という軸で世界史を読み解いた本です。
日々のニュースや特定の投資情報だけを見ていると、「今の市場がどう動いているか」という目先の話になりがちですが、本書を読むとバブルや戦争、インフレといった現象が、歴史の中でいかに構造的に繰り返されてきたかが分かります。1つの国の視点や1人のインフルエンサーの意見に惑わされず、世界全体を俯瞰して自分なりの考えを持つための大きな視野を与えてくれました。ニュースや政治経済の情報を多角的に理解したい人や、長期的な視点を取り入れたい人におすすめです。
『本を読む人はうまくいく』著:長倉顕太
2冊目は、長倉顕太著の『本を読む人はうまくいく』です。編集者・プロデューサーとして活躍する著者による、読書をどう人生や思考のアップデートに活かすかを解説した本です。
「本を読むこと」そのものが目的になりそうな時、自分の読書スタンスを整えるために手に取りました。本書ではただ情報を詰め込むのではなく、あえて多様なジャンルの本を読み、浅くても広い知識を持って多角的な思考力を養うことの大切さが語られています。僕が意識している選書ルールや「知識のポートフォリオ」という考え方にもすごくしっくりきて、読書のモチベーションがぐっと上がりました。読書習慣を身につけたい新卒社会人や、自分の思考力を高めたい人にぜひ読んでほしい一冊です。
まとめ
今回は、新卒看護師の僕が『バビロン大富豪の教え』から学んだ資産形成の本質と、日頃から意識している選書術、そして最近読んだ2冊の本を紹介しました。
『バビロン大富豪の教え』で学んだ「収入の1/10を先取り蓄金する」姿勢を資産形成のスタートラインにしつつ、お金以外の政治経済や読書術などのジャンルも散らして、多角的な視点を育てること。
新人看護師として働く毎日は覚えることも多く大変ですが、だからこそ仕事以外の「資産」や「思考力」を育てていく読書時間は、自分にとって大切な軸になっています。
1つの意見や情報だけに惑わされず、幅広い視野を持って、一歩ずつ将来に向けた資産形成と教養の積み上げを続けていきたいです。
「この本も資産形成の土台としておすすめ!」「多角的な視点を学ぶならこれが面白い」といった、みなさんの推し本や選書ルールがあれば、ぜひ教えていただけると嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次の投稿でお会いしましょう。それでは。

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