こんにちは。看護師×資産形成ラボのなすびです。今回のテーマは「2026新卒の看護師の給料はいくら?」です。
新卒で働き始めている看護師の皆さん、研修などお疲れ様です。社会人として働き始めたら必ず、初任給について考えるかと思います。
今回の記事を考えるにあたって、「実際にどのくらい給料がもらえるの?」と思い、手取りがいくらになるのか、またそこから具体的にどのくらいの生活費が必要で、どのくらい控除されるのかを予測し、そのうえでどのくらい貯金したいか、どれくらい資産運用に回すかを考えていこうと思いました。
4月の給料は手取りが多い?
新卒一年目の4月は、まだ社会保険料(健康保険・厚生年金)が天引きされないケースが一般的だそうです。また、前年の所得がないため住民税もゼロです。よって4月の手取り額は以下の表のようになりそうです。
| 項目 | 金額(概算) | 備考 |
| 額面(総支給) | 240,000円 | 基本給+諸手当(夜勤なし) |
| 健康保険料 | 0円 | 原則、翌月徴収のため4月はなし |
| 厚生年金保険料 | 0円 | 同上 |
| 雇用保険料 | ▲1,440円 | 額面の0.6%(即時天引き) |
| 所得税 | ▲5,300円 | 源泉徴収税額表より |
| 手取り額 | 約233,260円 |
こう見ると「思ったより手取りが多い」と思う方も多くいるかもしれません。(私もそう思いました)
ただ、4月は日割り計算などで額面自体が少なかったり、社会保険料が引かれたりと手取りが少なくなっている可能性もあるため注意が必要です。
続いては「5月以降の給料」です。ここから社会保険料の天引きが始まります。
| 項目 | 金額(概算) | 備考 |
| 額面(総支給) | 240,000円 | |
| 健康保険料 | ▲11,820円 | 東京都・協会けんぽ(介護保険なし) |
| 厚生年金保険料 | ▲21,960円 | 標準報酬月額24万円の場合 |
| 雇用保険料 | ▲1,440円 | |
| 所得税 | ▲4,500円 | 社会保険料控除後の金額で計算 |
| 手取り額 | 約200,280円 | (約20万円) |
いかがでしょうか。ここからさらに「なんとか費」や「ユニフォーム代」などが引かれることもあるため、実質的な手取りは「19~20万円」になると予測します。
さて、続いては「夜勤が始まるとどうなるか」です。
新卒として働く看護師のほぼすべての方は病院に就職されると思います。そのなかで夜勤は看護師の本領発揮といったところでしょうか。
「夜勤あり」のシミュレーションはこんな感じです。
夜勤ありシミュレーション
| 項目 | 金額(概算) | 備考 |
| 額面(総支給) | 300,000円 | 基本給24万+夜勤手当6万(1万×6回) |
| 健康保険料 | ▲14,775円 | 東京都・協会けんぽ(40歳未満) |
| 厚生年金保険料 | ▲27,450円 | 標準報酬月額30万円の場合 |
| 雇用保険料 | ▲1,800円 | 額面の0.6% |
| 所得税 | ▲6,610円 | 社会保険料控除後の金額で計算 |
| 手取り額(1年目) | 約249,365円 | (約25万円) |
※注意!:住民税の発生
1年目の間は住民税が引かれませんが、2年目の6月からは前年の所得に応じた住民税(約1.2~1.5万円)が引かれるため注意が必要です。
この手取りで自分はどうするか
このブログでは資産形成について取り上げているため、もしこの手取りであったら、どのような手取り額になった際に、「どのくらい貯金をすることができるか」が重要になります。理想は全てをオルカンやS&P500のインデックス運用を行うことが効率的!と言っている配信者が多いですが、このブログで示している投資方針に則り、僕がどうするかを紹介します。
1.生活資金と投資資金を分ける
簡単な式で、キャッシュ=手取り-生活費と表すことができます。
僕の場合、手取り24万円ー生活費10万円でキャッシュは14万円になります。
このキャッシュをどの様に振り分けるかが資産形成においては重要です。
現金に偏りすぎるのは、インフレの回で触れた様に資産が相対的に目減りしていくデメリットを有しているため良くありませんが、一方で投資に偏りすぎても自身の許容度を超してしまう可能性があり、ベストな状態であるとも言えません。
では、このキャッシュをどのように振り分ける必要があるのか説明します。
2.生活防衛資金を確保する
「生活防衛資金」とは、自分が何らかの理由で働けなくなった際に次の仕事を再開するまでの間に困らない様にするための資金です。この金額はその人の生活状況によって異なりますが、一般的には1ヶ月の生活費6〜12ヶ月分とされています。
生活費は家賃+食費+水道光熱費+通信費+雑費を出したものです。
僕の場合、生活費は10万円程度になりそうなので、60万円〜120万円程度になりそうです。
このブログをご覧の方の中には、僕の様に資産形成に積極的な方がいるかもしれません。その場合、生活防衛資金を貯めながら一部をインデックス投資に回しても良いかと思います。その時には、自分の許容度と相談しながら判断してくださいね。
3.中期資金を確保する
前段で生活防衛資金について説明しましたが、それに加えて「中期資金」というものも必要になります。中期資金とは、生活をする上で必要になる家電買い替え用の資金や、子供を育てる時にかかる養育費を含みます。年数でいうと5〜15年以内に必要になる予定がある資金です。ひとつ重要なことは、“中期資金は現金で準備する”という点です。
中期資金は、必要になる年数を逆算し、それまでに十分な資金があれば良いので、貯めてから投資に回すのではなく、投資をしながら必要額を貯金するのでも十分です。
僕の場合、今付き合っている方と同棲を考えているため、そちらを優先的に貯めていき、少しずつ積立投資を始めようと考えています。
4.残った余剰資金で「新NISA」を活用し効率を最大化する
生活防衛資金と中期資金の目処が立ったらいよいよ本当の「余剰資金」を投資に回します。
・資産運用のコア:新NISAを活用した「全世界株式(オルカン)」の積立投資
なぜ私がオルカンを積み立てるのか、その理由はこの記事にまとめましたので、併せてお読いたたげると幸いです。
[オルカンだけでいいのか?全世界株式に投資するメリットと注意点 ]
僕の戦略:4月入職後は、まず中期資金、生活防衛資金の蓄積を最優先にする
同時に月1〜2万円から積立を開始し、投資の「リズム」を作る
無理に100点を取りに行く必要はありません。少しずつ、自分のできる範囲で始めていくことが長く続けることのコツだそうです。
最後に:お金は「手段」であり「目的」ではない
資産形成は、お金を貯めることが目的ではなく、お金が増えることで経済的に困ることがない様に、言い換えれば、経済的自由を得るための手段に過ぎません。
自分にとって何が大切か、ここだけは譲れないとお金を使うことも時には大切になります。自分の大事にしていることは何か、それはとても大切なことです。最近はNISA貧乏という物騒なワードが流行ってはいますが、自分のペースでコツコツやっていきましょう。
私も皆さんと伴走していきたいと考えています。

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